伊陸は、柳井市の北部に位置し、柳井市最高峰の氷室岳(標高562m)を北部に配した盆地状の地形に田園地帯が広がっています。
県道柳井玖珂線が南北に走り、県道光日積線が東西に貫いており、両県道の交点辺りに柳井市伊陸出張所をはじめ、伊陸小学校や農協、郵便局等が並んでいます。
山陽自動車道玖珂インターチェンジは、伊陸出張所から約7km(車で約9分)の距離にあり、伊陸地区は高速道路からアクセスしやすい位置となっています。

伊陸地区は、もともと玖珂郡伊陸村として存在しており、昭和29年(1954年)に柳井市に新設合併し、現在の柳井市伊陸となりました。
江戸時代には、岩国領でトップクラスの広大な田園地帯を有し、膨大な年貢米を収めていました。
現在も伊陸は米どころとして有名で、伊陸産の米は県内でも高い評価を得ています。

また、毎年氷室亀山神社で開催される伊陸天神祭や南山神社の神楽など歴史と伝統のある祭や行事が現在も継承され、開催されています。