周防国靖国寺遺跡、臨済宗 高山寺と、

まれにみる大きさの樹木、大モクセイをご紹介します。

場所は、伊陸5324、伊陸北部の門前地区にあります。

駐車場は広く、約20台は駐車可能です。

どっしりとして荘厳

この日は大変暑い日でしたが、生い茂った大木の陰に入ると

真夏でも涼しく感じられました。

この大木が、伊陸の貴重な文化財のひとつである大モクセイなのです。

樹高は15メートル

根廻りは、3本が合体して3.4メートルもあるそうです。

10月に白色の小花を咲かせ、周辺にいい香りを

漂わせてくれるとか。楽しみですね~

なお、モクセイは柳井市の市木と指定されています。

この高山寺は、裏に回ると美しい日本庭園が現れます。

手入れの行き届いた緑の空間は目にも優しく、

まるで避暑地のように、空気も澄んでいると感じました。

境内には、こんな建物も併設されていました。

白壁と黒い柱のコントラストが美しい日本古来の真壁造りです。

ところで、私が帰ろうと駐車場に降りたとき、どこからともなく

「コケコッコー!」と、ニワトリの鳴き声が聞こえて来ました。

すると・・・駐車場に現れたのは

なんと、りっぱなひないどりではありませんか!

放し飼いされているのでしょうか、

私が近づいても全く逃げようとしません。

どうか、車にひかれませんように。

のどかな伊陸のマッタリとした時間の中で

しばし癒されました。