桜やつつじが植えられ、芝生も青々と茂ってきました。


小学校玄関前にはスロープと広い階段ができました。階段から玄関に通じる部分の格子模様が落ち着いた感じです。

昨年9月に完成した小学校と公民館一体の複合教育施設は、年明けから外構工事に取り掛かっていました。
ダンプカーやショベルカーが行き交う中、子ども達も地域の方々も完成を心待ちにしながら、不自由ながらも楽しく過ごしていました。


5月下旬、雨が降る中最終検査を終え、施設の工事は完結しました。


工事車両がなくなった広い校庭でのびのびと遊ぶ子ども達、新しくなった鉄棒で逆上がりの練習を一生懸命やっている子ども達の姿を眺めて、毎日元気をもらっています。そして地域の方々にとっても、公民館前のスペースがアスファルトで舗装され、見た目もきれいになって利用しやすくなりました。

集落支援員の仕事は、主に公民館の中の一室で行っています。当然、小学校ともつながっています。

先日、小学校の昼休み時間に、かわいいお客様が来てくれました。1年生です。

部屋の前に立っているので
「どうぞ、お入りください😊」と声をかけると中に入ってきて、大きな印刷機に興味津々で
「これは何をする機械?」「ここには何が入っているの?」「ここで充電するんだよ、きっと!」
と、質問攻めです。かわいい質問に、なんとか答えていると
「じゃあ、この機械の中で絵を描いているの?」とにっこりしながら聞かれました。なんとかわいい発想!


しばらく室内を見て回って満足したのか帰って行ったのですが、少し経って、またパタパタと足音が聞こえてきました。”パタパタパタ…″通り過ぎてキョロキョロしているので、声をかけると
「迷ちゃった~😆」と照れくさそうに部屋に入って来ました。小さな子どもにとっては迷路なんですね。

「この前、隣の部屋でおばあちゃん達が、こうやってなんかやってた。」と、身振り手振りで一生懸命教えてくれます。そういえばこの子は、大正琴のお稽古の時、音につられてカーテンの隙間から中を見ていました。

普段オープンな空間をガラス戸で仕切って部屋が出来上がります。

大正琴のお稽古はカーテンが引かれていましたが、少し隙間がありました。

この子が見ていると小学校の先生が通りかかり、
「すごいね~上手だね~。」と声を掛けられ、一緒に演奏に耳を傾けておられました。
これぞまさしく情操教育!


先日の『アソビの庭』の芝生植栽の際、小学校運営協議会会長さんが言われた
「地域の人たちの力をいっぱい受けて勉強できます。」という言葉の意味が、心にしみわたる思いでした。

子ども達の健やかな成長を、私も地域住民の一人として見守っていきたいと思っています。