10月17日(日)、旧伊陸中学校グラウンドで「伊陸地区対抗球技大会」がありました。天気予報では前日の雨を境に「季節は急に秋へと進み肌寒い一日となる」と予想されていましたが、当日は秋晴れに恵まれ、動くと汗ばむほどでした。
 天気にも恵まれたこの日、100名近い地域の方々が集まって心地よい汗を流されました。

検温、消毒を済ませた皆さんが「東西南北」の地区に分かれて並んでいます。

 

 これまで「伊陸地区球技大会」は、「グラウンドゴルフ」「ソフトバレーボール」「インディアカ」の3種目を4つの地区(東西南北)対抗で競っていました。新型コロナウィルスの感染対策として接触の多い「ソフトバレーボール」「インディアカ」を競技として取り入れるべきかどうか……いろいろと協議してきました。その結果、パラスポーツの一つである「フライングディスク」を取り入れることになりました。競技としては馴染みが少なく初めて取り入れる競技なので、地域の方々が理解しやすいよう、楽しんで競技しやすいよう、役員で知恵を出し合い伊陸ルールも組み込みながらルールを決めました。

フライングディスク競技「アキュラシー」で使用する的は、資料を参考にして手作りしました。

 

 「フライングディスク」は初めての競技でしたが、小学生は「ドッチビー」でディスクを使い慣れているので、飛ばすのがとても上手です。大人より上手くできると大きな歓声が上がり、子ども達は満足そうでした。感染対策のために、審判のチームがその都度消毒をしたのですが、子ども達が走り回ってディスクを運んでいました。その様子は微笑ましく、見ていると自然に笑顔になりました。

 

 「グラウンドゴルフ」では、4地区から総勢14チームが参加しました。それぞれ8ホールを2回競技してチームの平均打数で競います。毎年、「グラウンドゴルフ」は人気の種目でMYクラブで参加される方も多く、皆さんとてもお上手です。この日も「ホールインワン」が出て、盛り上がっていました。

 

 今年は準備段階から、様々な新型コロナウィルス感染予防対策を考え実行しました。その為、「優勝旗返還」「優勝旗授与」も出来ず少し寂しい開閉会式となりましたが、それぞれのチームに賞状と副賞が授与されて閉会となりました。