「スポーツの秋」にぴったりな清々しい季節です。伊陸地区コミュニティ協議会では、毎年10月に2つのスポーツイベントを行ってきましたが、新型コロナウィルスの影響で昨年は「伊陸地区対抗球技大会」のみの開催でした。今年は3年ぶりに「スポーツの日」のイベントを開催することができました。「ウィズ・コロナ」に向け、自分たちができる事をひとつずつ丁寧に実践している事を、ひしひしと感じています。

 🚶10月10日(祝)「AkiSoraウオーク」がありました。🚶‍♂️
 当日は、伊陸地区内外から43名の方が参加され、伊陸地区内約7㎞をみんなで景色を楽しみながらハイキングをし、名所などのポイントで伊陸の事を学びクイズに答えました。「伊陸はかせクイズ」は全部で10問、〇×で答えます。「伊陸博士」には豪華な景品も用意されていました。
 朝9時に「伊陸公民館」を出発し、「氷室亀山神社」「高山寺」「六道能化地蔵」「一里塚跡」「平和の碑」「来迎院」「谷中分水」「岩国竪ヶ浜往還(米蔵跡)」「伊陸駅予定地」のポイントを巡り、12時までには「伊陸公民館」に帰って来るコースでしたが、予定より時間がかかってしまい「岩国竪ヶ浜往還(米蔵跡)」と「伊陸駅予定地」は省略しました。

 親子で参加された方、お孫さんと参加された方、お友達と参加された方‥‥皆さん、思い思いに秋のハイキングを楽しんでおられました。「お父さんには負けないぞ~!」と張り切ってクイズに答える小学生やおじいちゃんに手を引かれ、「疲れたよ~」と言いながらも最後までしっかり歩き切った男の子、よちよち歩きでみんなに笑顔を振りまいていた1歳の女の子、子ども達の声に癒されパワーをもらいながら私もゴール出来ました。
 伊陸に住んでいながら初めて歩く道、初めて見る場所もあり、驚きや感動をもらった貴重な体験となりました。美しい景色に触れたり、昔に思いを馳せる時間は、人生を豊かにしてくれるものかもしれませんね。



⛳10月16日(日)「伊陸地区対抗球技大会」がありました。🥏 

 伊陸地区を東西南北の4地区に分けて地区対抗で競いました。これまでは、「グラウンドゴルフ」「ソフトバレーボール」「インディアカ」の種目で競技していましたが、「ウィズ・コロナ」の取り組みとして昨年と同様の「グラウンドゴルフ」「フライングディスク」の2種目を行いました。
 「フライングディスク」はパラスポーツ競技の一つで、投げた距離を競う「ディスタンス」とコントロールの正確さを競う「アキュラシー」があります。昨年の反省点を盛り込んだ「伊陸ルール」を採用し、小さな子どもでも楽しめるようにしました。
 「グラウンドゴルフ」は、MYクラブを持参された方も多く、ホールインワンを出して大いに盛り上がっていました。「フライングディスク」では、大人よりディスクに慣れている子どもの方が上手に飛ばしていました。距離をメジャーで測ったり、的を通った時に旗を振ったりする審判役も子ども達が張り切ってやってくれていました。2種目合わせて110名の方が競技に参加されました。

 結果は、総合優勝は「北地区」、グラウンドゴルフの優勝は「北地区」、フライングディスクの優勝は「南地区」でした。首位2チームが同点だったため最後はじゃんけんで・・・〝大人VS子ども〟の対決は見事、子どもの勝利!「大人げなく本気でやって負けた~。」という大人の一言にみんな大笑い、勝った子は満面の笑みでした。こうして笑顔いっぱいの「伊陸地区対抗球技大会」は幕を閉じました。
 高齢化が進む伊陸地区ですが、皆さんの協力で世代を超えた交流ができ、また一つ貴重な思い出ができました。以前のように、「ソフトバレーボール」や「インディアカ」で思い切り体を動かす競技を切望する声もありました。コロナを心配せず、皆さんの笑顔はじける行事が当たり前にできるようになることを心より願っています。