12月18日(日)、3年ぶりの「伊陸フェスティバル 新鮮市場」が開催されました。天気予報では雪が降る予想だったので、来場者数や会場のコンディションなど心配していましたが、寒いながらも晴天に恵まれ朝早くから多くの方で賑わいました。
「伊陸フェスティバル 新鮮市場」は、以前行われていた「年末大売り出し」を伊陸地区コミュニティ協議会が中心となって復活させたものです。復活して軌道に乗せようと頑張っていた矢先に新型コロナウィルスによって中断され、今回、3年ぶり3回目の開催が実現しました。
3年ぶりの開催という事で、地域を大いに盛り上げたい思いとコロナの感染防止面で、イベントにおいては迷い、悩みながら準備を進めてきました。
当日は、朝市や農事組合法人など7団体の出店に加え、飲食の販売、地域の方々によるフリーマーケットが行われました。イベントでは、伊陸地区コミュニティ協議会主催の「くじ引き」、地域の方達の好意による「餅まき大会」、「竹本神楽社中」の皆さんによる「石見神楽」の演舞が行われました。
また、柳井市地域おこし協力隊で平郡島で活躍されている、山口県住みます芸人の「ぶるぼん」さんに来ていただき会場を盛り上げていただきました。テレビやラジオに出演されている「ぶるぼん」さんの知名度は高く、来場されたお客さんは一緒に写真を撮ってもらって喜んでいました。平郡島とYOSHIMOTOのコラボ「さつま芋アイスクリーム」限定100個が、強風で寒い中にも関わらず完売しました😮。
お客さんもお店の人も楽しそうです。皆さんの笑顔に癒され元気をもらいました。
「うどん」「おでん」「たい焼き」「焼き芋」は大盛況で順番待ちでした。「くじ引き」も大人気で、1時間で終了してしまいました。
小学校の校長先生、教頭先生、まいか隊(有志の子ども達)がフリーマーケットに出店し、「支援金」として手づくりの「まいかグッズ」などを販売しました。「いらっしゃいませ~。」と言うかわいい声がイベントに花を添えてくれました。子ども達にとってもいい経験になったと思います。
「くじ引き」の大当たりには、「ぶるぼん」さんとのツーショット撮影の特典付きでした。大当たりが出なくても、「ぶるぼん」さんは会場のお客さんのリクエストに応えて、気さくに写真撮影に応じていました。
「石見神楽」では、演目「恵比寿」と「八岐大蛇(やまたのおろち)」の演舞がありました。それぞれ約20分の演舞でしたが、会場の皆さんは釘付けで見ていました。3匹の大蛇が登場すると圧巻で、小さな子どもは「こわ~い。」とお母さんにしがみついていました。その姿も可愛くて周りの大人は笑顔になっていました。
「餅まき」は2回とも多くの人が集まり大盛り上がりでした。柳井市長や「ぶるぼん」さんにもまいていただきました。
「伊陸をみんなで盛り上げんといけん。」と、発案された方の心意気に賛同して協力された皆さんのおかげで、1200個の紅白餅をまくことができました。伊陸コミュニティ協議会が目指す『たすけあいの郷❝いかち❞』を実感でき感謝の気持ちでいっぱいです。