8月19日(土)14時から伊陸公民館で、「おやじの会」主催の「水鉄砲サバイバルゲーム」が行われました。「おやじの会」のメンバーに教えてもらいながら水鉄砲を作り、その後、伊陸小学校の「アソビの庭」で手づくり水鉄砲を使ったサバイバルゲームをしました。20名の子ども達と10名のおやじ達は、ずぶぬれになりながら大はしゃぎでとても楽しそうでした。

 〝水鉄砲〟は、「おやじの会」のメンバーが休日返上で試行錯誤を繰り返して完成させた、ビニールパイプを使ったものです。子ども達が作りやすいようパーツに分け、それぞれのパーツはケガをしないようにやすりで磨かれていました。
 パイプのパーツを接着剤でつけながら組み合わせていきます。目の前にあるパーツが少しずつ形になって来ると、子ども達だけでなく、おやじ達のボルテージも上がっていました。

 そして、水鉄砲が完成すると「アソビの庭」に移動して、チーム対抗で水鉄砲を使った〝サバイバルゲーム(通称・サバゲ―)〟の始まりです。プールや浮き輪で待機場所や陣地を作り、的も用意され、素敵なゲーム場が作られていました。
 
 頭に付けた的を狙われないように敵陣地に侵入し、敵の的を水鉄砲で破ったチームが勝ちです。自分の頭に付けた的を破られたら攻撃は出来ないので、自分の陣地の守備につきます。〝サバゲ―〟を知らない子ども達が多かったのですが、目の前のゲーム場とプールを見て目を輝かせていました。〝サバゲ―世代〟のおやじ達も水着に着替えて準備万端!校長先生も飛び入り参加で、みんなずぶぬれになりながら大盛り上がりで本当に楽しそうでした。

 〝サバゲー〟が終わると、「おやじの会」の皆さんがかき氷を振舞ってくれました。子ども達は、かき氷を食べたり水遊びに夢中になったりしていました。夏休みの素敵な思い出が増えた事でしょう。
 何よりも、大人と子どもが一緒になって本気で遊ぶ体験は貴重です。子ども達の満足そうな表情はもちろんですが、大人たちの無邪気で楽しそうな笑顔が印象的でした。
 「おやじの会」の代表が子ども達に話した、「おじさんたちは、子ども達が喜ぶことは何かな~って、色んなことを考えながらやっています。」という言葉が、心に残りました。
 きっとこの経験が、子ども達の心を豊かにしてくれる事と思います。