2月19日(水)午前10時から、伊陸公民館調理室にて
二八そば打ち教室が開かれ、地元の方々が5人参加されました。
そば打ち指導は、伊陸在住の松村さんです。
二八そばの「二八」とは、小麦粉が二割、そば粉が八割という意味です。
この教室は、伊陸地区の公民館活動の一環として7年前から続いています。
最初、そば粉に少量の卵水を加えた段階では、ボロボロとしたそぼろ状
になりますが、様子を見ながら卵水を数回に分けて足し、
手で混ぜ合わせ、約15分こねると、表面がつるつるして来ます。
ボールのように丸めたら、片栗粉をふった台の上に広げて形成します。
このとき、厚さを3mm均等にするのが肝心なのですが、
これがけっこう難しいそうです。
講師の松村さんの慣れた手さばきに、みなさん見とれながら、
2班に分かれ、代わる代わる交代して自分たちの作業を進めて行きました。
そして、いよいよ最終段階の、そばを切る作業に入りました。
中華包丁のような大きな専用の包丁を使い、押えの板を使って
3ミリ幅でまっすぐに切ります。
ガスコンロにかけた大鍋では、すでにお湯が沸騰していて、
切ったばかりのそばを茹でるための準備は万端です。
別の鍋では温かいかけつゆが作られていて、調理台の上では
おそばの上に乗せる具材として、ワカメ、いなり揚げ、
青ネギが用意されていました。
そして、頂いたおそばがこれです!
この日は寒い日でしたが、頂いたかけそばは本当に美味しく、
心まで温まりました。有り難うございました。
そば打ちは、道具を揃える必要もあり、自分ひとりで始めるには
敷居が高いかもしれませんが、地域の方が気軽に参加できる
今回のような教室があれば、興味を持って本格的に始めてみよう
と思う人が増えると思います。
来年のこの教室を楽しみにしています!