6月初め、予定されていた公民館行事の一つ『老人大学』が延期となりました。地域の方々と小学生がグランドゴルフを通して交流することになっていたのですが、昨年は新型コロナウィルスの影響により地域の方々のみで行われ、今年は延期となってしまいました。

一昨年のグラウンドゴルフの様子です。地域の方々と一緒にプレーを楽しみました。

令和3年度の『老人大学』の延期を受け、小学校では校長先生ご指導の下『スナッグゴルフ』が行われました。校長先生は、これまでも多くの子ども達に『スナッグゴルフ』を指導され、普及に力を注がれています。

『スナッグゴルフ』とは、アメリカのツアープロが6年の月日を費やして開発した〝ゴルフの基本を学ぶ・教えることができる〟スポーツです。ゴルフ未経験の子ども達や女性、初心者の方が「楽しく」「正しく」「安全に」ゴルフの基本が身に付くように考えられています。
『スナッグゴルフ』で使用するクラブは、「ランチャー(ゴルフでのアイアンと同等)」と「ローラー(ゴルフでのパターと同等)」の2種類です。「スナッグボール(硬式テニスボールのような素材)」を打って、「スナッグフラグ(表面が面ファスナー素材)」にくっつけたらホール終了です。ボールの最大飛距離は、大人で50ヤード(約45m)なので、広さの限られた場所でも充分楽しめます。

クラブの握り方・振り方など、先生方に〝手取り足取り〟教えてもらいました。
見ていてとても心和む光景でした。

大きくスイングして遠くまで飛ぶと、拍手と歓声が起こっていました。
「すごいな~。」という先生方の歓声は、子どもにとって最高の誉め言葉です。


この日は、4年生から6年生までの16名がクラブ活動として、初めての『スナッグゴルフ』体験をしました 〝クラブを握ってスイングする〟ことに挑戦しましたが、今後コースを回れるように体験を重ねていくようです。

校長先生は、
「上手くできるようになった上級生が下級生に教えていき、次は小学生が地域の方々に教えていき、秋には地域の方々と一緒に大会が開催されるといいです。」
と、地域交流の素敵なプランを話してくださいました。

子ども達にとって、大人に教えるという体験は、きっと大きな自信につながることでしょう。地域の方々にとっても、子ども達からたくさんの元気をもらえるにちがいありません。中には、ゴルフに興味を持ってプロを目指す子どもがいたりして……😁いろいろな想像をしながら、校長先生のお話をワクワクしてお聞きしました。