秋の食材を求めて、2軒の朝市に寄ってみました。まずは、下大ノ口地区の「ふれあい市場」です。

上の2枚の写真は、古きよき時代を感じさせる古民家のリフォームの施工例ですが、これらを手掛けたのは、伊陸地区を中心に身近で細やかな工事店として定評のある「大黒柱の家山近建設」です。
今回は、代表の山近厚生さんにお話を伺って来ました。山近さんが「大黒柱の家山近建設」を創業されたのは平成6年で、新築はもちろんのこと、リフォーム、修理など、まさに家をまるごと工事できる建設業者として、数々の実績を積んで来られました。


●神社仏閣の施工例

新築施工例

写真は日本建築ですが、お洒落な洋風建築も施工されていて、6月にこのホームぺージで紹介した「カフェテリア・グランジュテ」も山近建設が手掛けられたそうです。

リフォーム施工例

日本の古い建物は、多くが天然素材で造られています。柱や梁が立派で、呼吸をすると言われる土壁は湿度の高い日本の風土にマッチしており、リフォームやリノベーションを施して古民家に住む生き方が、昨今では多くなっているのもわかります。


空き家を壊してしまえばゼロになりますが、リフォームはそこから足し算になるということだと思います。


また、山近建設には大きな強みがあります。それは、10メートルの大木も自由自在に加工できる自社製材工場を併設されていることです。

こんな大木も加工できます!

ここで、地元の材料(天然木)をゆっくりじっくり乾燥させ、山近さんご自身の手で加工されるのです。建物の他に、下の写真のような大テーブルも施工されます。

テーブル

最後に「山近さんにとって、この仕事をしていて一番嬉しいことは?」とお訊きしたところ、「5年10年経ったときに、依頼主さんが自分の家の価値を感じてくれたことです。」と、力強く答えてくださいました。

次は、どこでどんな素敵な家に出会えるでしょう。考えるだけで、とても楽しみです。