満開に咲き誇っています!

1月27日に剪定作業を終えた梅園地の梅が、見事に満開になりました。(撮影は3月2日)

適切な剪定の結果がこれです。桃源郷ならぬ梅源郷とでも言いたくなるほど、枝ばかりの殺風景だった梅園地が、真っ白な梅の花で埋まりました。花が散った後は、暖かな日を浴びて実がふくらみ、たわわに実る6月に収穫を迎えます。

伊陸で梅の栽培が始まったのは昭和33年です。当初は和歌山県に梅酒にする青梅を送っていました。それを伊陸で梅干しにできないかと、主婦たちが漬け始めて梅干し作りが始まりました。多い時で1年に1トンの収穫があり、600kgほど漬けた時代もあったそうです。


そして、伊陸の梅干しはいつしか「昔ながらの酸っぱい梅干し」として定着しました。この酸っぱい梅干しは、伊陸米で握ったおにぎりの具として最高の組み合わせだと思います。


なお、伊陸の梅干しは、柳井市内のスーパー、朝市で販売されています。

おにぎりにベストマッチ!

今は花に埋もれて真っ白い枝が、収穫時にはたくさんの梅の実をつけ、青々とした枝に変化していることでしょう。